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テーマ:家づくりのヒント

【ヤマダホームズ春日井店】営業のプロが考える“良い住宅”の建て方

2024.05.16 18:00

【ヤマダホームズ春日井店】営業のプロが考える“良い住宅”の建て方
@lifee!編集部

愛知県春日井市のヤマダホームズ春日井店で3年目の営業スタッフ吉村粋さん。
成績優秀で、爽やかな佇まいが魅力の芳村さんが、考える良い家とはどのような住まいなのでしょうか?
ライフィでは各ハウスメーカーの営業スタッフにスポットを当て、住まいに対する考え方を取材。もし話を伺っていく中で価値観が合いそうだ!と感じられたなら、来場予約の上、お会いしてみることをオススメします。

吉村さんの考える良い家ってどんな家ですか?

【ヤマダホームズ春日井店】営業のプロが考える“良い住宅”の建て方
@lifee!編集部

”良い家”の定義とは、”全体を通してバランスが取れているお家”と定義した吉村さん。性能・価格・デザインこの大まかな3つでバランスが取れている住まいが良い家になりやすいと考えています。更に、住宅が商品でもあることから、販売する”販売スタッフ”も加味され、良い家が形作られていくとのこと。

つまり、ハウスメーカーを選んでいく際のコツは、”ヒト、モノ、カネ”を基準に選ぶと間違いがないそう。では、この”ヒト、モノ、カネ”をもう少し詳しく見ていきましょう。

基準1〜ヒト〜

【ヤマダホームズ春日井店】営業のプロが考える“良い住宅”の建て方
@lifee!編集部

ヒトっていうのはもちろん担当者。
ただし、営業スタッフ1人だけではなく、話が進むにつれて関連する設計士や、展示場店長、もっと言えば、お茶を出すスタッフ全員のことを指します。

そのハウスメーカー・工務店の会社カラーとも呼べるような雰囲気や性格が、ご自身にあっているのか?この部分を感じ取る必要があるとのことです。

ただし、この担当者が難しく、その時の運によることも大きいですが、先ほども話した通り、その営業スタッフの手法は、いわゆる会社の方針。つまり、ゴリ推しでくるようなスタイルだった場合は、会社自体がそのような方針なのです。
ご自身の合う合わないで決めていかれると良いでしょう。

基準2〜モノ〜

【ヤマダホームズ春日井店】営業のプロが考える“良い住宅”の建て方
@lifee!編集部

モノというのは、先ほど言った住まいそのもの、つまり商品。
そしてカネは、もちろんご自身の予算になります。
このモノとカネは比較的密接に関連しており、費用感に対するモノの性能やスペックをみていく必要があります。

モノの選定基準は、先ほどの良い家の定義として上げたようなポイントをキチっとカバーできているのか?に尽きると思います。
耐震性はどうなのか?断熱材はどうなのか?デザインの提案は豊かなのか?などなどです。

ただしここでも、ポイントがあります。それは
「総合展示場に出展されているメーカーさんはどこも基本的なスペックが高い」
ことです。つまり、総合展示場に出展しているメーカーであれば、性能に大きな差は生まれにくいとのこと。
ここで、モノと隣接して考えるカネの話が関連してきます。

つまり、一定的な水準を持った各ハウスメーカーが打ち出している細かなポイントに対して、予算や提示されている価格に妥当性があるのかを見極めていかなくてはいけません。

例えば、予算が4000万円に対して、断熱材や使用木材、屋根などのそれぞれの項目において、各メーカーごとに採用しているものが異なってきます。
細部をみて、ご自身のポイントや、コスパなどの観点から取捨選択をしていけば良いと思います。

ただし、この作業を行うにあたって、10社の比較検討をしていてはキリがありません。そのため、3〜5社をみていく中で、2社外れたら、1社追加するなどして、最終候補を絞っていくことが大切と、話されていました。

基準3〜カネ〜

【ヤマダホームズ春日井店】営業のプロが考える“良い住宅”の建て方
@lifee!編集部

では、予算はどのように決めていけば良いのでしょうか?
住宅展示場にいかれたら、アンケートを記入します。その時にほとんどのお客さんが予算3000~4000万円と記入するそう。
ざっくりとしたイメージですが、ここをさらに踏み込んでみていく必要があります。
考え方は、逆算。
3000万円の住宅予算だから、月々の支払いが約8万円というふうに考えがちですが、最初から月々の支払いでトータルをみていきます。月々どれくらいの支払いに抑えたいのかというところから、予算を捻出していきます。

月々10万円で抑えたいのであれば、予算は4~5000万だよね、ではなく、光熱費などの毎月掛かってくる経費も加味して考えて、トータルの支払予算を決めていくと良いとのこと。

例)現在 家賃13万円(共益費等込み) ガス1万円 電気1万円 = 15万円
注文住宅 ローン14万円 ガス0円(オール電化) 電気1万円(太陽光発電)=15万円

このように考えていくことで、実質ローン支払いを1万円上げたとしても、トータルの月間支出は変わらないように持っていくことができるのです。※実際は年間にかかる費用をきちんと洗い出して、年間支払いで計算していくことがほとんどだそう。理由は税金などの年間支出があるためです。

確かに、全体予算から買える買えないを判断しがちですが、毎月の支出ベースで考えていくことで、全体の予算を検討していけば、工夫によっては、住宅価格の幅が多少なりとも変わるのかもしれませんね。

家を建てる際、初めはどうしたら良いですか?

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@lifee!編集部

この3つ(ヒト、モノ、カネ)が当てはまるメーカー・工務店を探していけば良いのですが、まず一番最初のスタートは、デザインでも良いと吉村さんは続けます。
口コミやインスタなど、SNSに情報が多く掲載されていますので、フラットな心持ちでみて、気になる会社を数社ピックアップして見るのが良いのでは?とのことでした。

そこで、見に行ってみたメーカーを上記のものさしに当てはめていくことで、ピッタリのハウスメーカー・工務店が見つかってくるのでは?とのことでした。
それでは、ヤマダホームズや吉村さんと、この”ヒト、モノ、カネ”に当てはまった方が建てた実例を見ていくことで、吉村さんやヤマダホームズのスタイルや考え方がもう少し分かってくるのかもしれません。

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