テーマ:家づくりのヒント
【ミサワホーム】住宅のプロが建てた家はココをこだわった!
2024.01.25 12:00
住宅のプロが建てた住まいの間取り公開!※間取りはイメージです。取材を基にLifee取材班が設計した架空の間取りとなります。
きっと皆さんが気になること、それは「住宅のプロが建てた家ってどんな家?」ではないでしょうか?
今回は『ミサワホーム岐阜支店』の髙木スタッフの自宅を取材するとともに、取材の中で分かった住宅の間取りを弊社で書き起こしてみました!
住宅のプロが建てる住宅は、一体どんな家なのでしょうか?そして、そこから見えてくる住宅間取り考え方のコツとは??あなたの注文住宅設計の役立つヒントが見つかるかもしれません!
住宅の間取りイメージ図 ※間取りはイメージです。取材を基にLifee取材班が設計した架空の間取りとなります。
『ミサワホーム岐阜支店』髙木さんの住宅は2世帯住宅。親の建てていた建物を、建て替えという形になりますので、1世帯用の住宅とは間取りなどが大きく異なります。
キッチンや玄関、水回りは共有で使用しますが、普段の生活空間を1階と2階で仕切っています。
さっそく入口からこだわりポイントと改善ポイントを見ていきましょう!
人数に応じた適切サイズの玄関
玄関は家族人数に応じた収納スペースを計算!
玄関部分には、土間収納が設けられてあります。ウォークインタイプなのですが、1帖のスペースに設計している為、2世帯だとやや手狭に感じるそうです。
その為、1.75帖ほどのスペースを設けるとゆったりと使うことができそうと思えるとのこと。2世帯で土間収納をお考えの方はこの大きさを一つの基準として覚えておきたいですね。
コロナ禍で増えたのはOO需要!
ここ数年の中でキッチンではある作業におけるスペース設計がトレンドに
キッチンは2世帯でも意見が分かれるところですが、高木さんの住まいでは1階のみに設計。
カップボードを設置し、収納は問題ないはずでしたが、現状は少し手狭に感じる様。コロナ禍になったことで買い貯めをする機会が増加してきたのことで、パントリーを別に設計して置けばよかったとのこと。
コロナ禍以降、どのように生活様式が変化していくのかは誰にもわかりませんが、買い溜めをしておくという考えは、今後も続いていくのかもしれませんね。
廊下を限りなくなくす間取りとは?
2023年では多くの方が取り入れている回遊動線。収納や階段などを軸にぐるっと回れるように動線を引くタイプの人気動線です。
髙木さんのご自宅では回遊動線は採用していません。回遊動線を作ることは様々な作業の負担が軽くなる素晴らしいアイデアですが、一方で、廊下面積が増えることで、LDKが狭くなるなどの弊害が生まれる可能性も。
そこで、高木さんの自宅では、廊下を出来る限り少なく、動線自体を出来るだけなくすデザインを施しました。
その理由として、今はまだ家族全員、健康ですが、将来的に歩くことが困難になってくるのかもしれません。そんな時に歩く距離が長いと、それだけで住宅内の移動が手間に感じる可能性を考慮。
そこで、回遊動線を設けず、移動だけに使う線を省くことにしたとのことでした。
「蔵」構造で収納も豊富
回遊動線ではなく、家事動線を意識
二世帯住宅ではあるものの、水回りやキッチンなどの家事周りはすべて1階に集約。その為、2階は家族の集まるリビングと、各居室が設けられた設計に。
また、階段部分を利用したミサワホーム独自の蔵収納も揃えることでミサワホームらしさも設けました。
『ミサワホーム岐阜支店』髙木さんの住宅は、もともと髙木さんが設計部門にいたことで、自身で図面を引いたとのこと。
当然、営業スタッフも全員図面を引けるため、その商談の場でアイデアを出すことは可能ですが、ミサワホームでは、設計デザイナーと図面を作り上げるスタイルを採用し、より精度の高い住宅設計を施工しています。
世の中のトレンドは回遊動線の採用がほとんどですが、トレンドに流されることなくご自身の生活スタイルや、将来の住まいのあり方を考えたうえで間取り設計を行いたいものですね。
ライフィでは、建売住宅を中心に約100件の物件情報(2024年1月現在)を掲載!こんな間取りはどうだろう?見てみようかな?とワクワクすること間違いなしですので、ライフィ物件ページも併せてご覧ください。
https://lifee-japan.com/showroom
また、ミサワホーム岐阜支店営業スタッフの髙木さんの『失敗しない住宅の作り方』においては別ブログでご案内中!こちらも併せてご覧ください!
https://lifee-japan.com/article/13