テーマ:家づくりのヒント
【クレバリーホーム各務原】営業のプロが建てた住宅をのぞき見!
2024.03.18 18:00
取材の中で、「どこか一点に尖ったものではなく、平準的にどの項目も優れている住宅を探していくことが必要」と話していた『クレバリーホーム各務原店』の東さん。
では、『クレバリーホーム各務原店』の東さんが東さんのコンセプトに沿って建てた住宅において、どんな点にポイントを置き、どんな点を改善していきたいのかを探っていくことで、理想の住宅のあり方を探していこうと思います。
『クレバリーホーム各務原店』の東さんの住まいは築5年ほどの4LDK。
1階は、LDKに和室、2Fにその他居室が設けられている設計。
一見、100店満点!と言いたくなりますが、実はこんなところを変えたい!という点もありました。
大きすぎて余ってしまったアレ
『クレバリーホーム各務原店』の東さんの住まいは、総2階で2階にもたっぷりのスペースを確保。
しかし、「2階のスペースはこんなに大きくなくてよかった」と東さんは話します。
当時の一般的な子供部屋の大きさは、6帖+収納で、主寝室は8帖+WIC(ウォークインクローゼット)。実際に家具を置いてみると、「スペースが広過ぎた」と言います。
寝ることでしか使うことがない主寝室や、子供部屋に篭らない生活スタイルなのであれば、そんなに広いスペースは入りませんでした。
近年多くなった間取り収納付き6帖や4.5帖のスペースで良かったとのこと。
実際の生活に置き換えてみて、普段使用しているベッドはダブルなのか、シングルなのか?
子供部屋にテレビは必要なのか?
こういった現在や近い将来にわたって必要かもしれないものを考えてみてください。それら家具家電が必要なスペースを考え、設計することで、無駄のない住宅ができるようになります。
部屋が広いと、その分掃除に手間がかかるもの。
できるだけ無駄な空間や行動は減らしたいですね。
1階のゴロンとするスペースって必要?
元々、親が戻ってくるかもしれないと、準備した和室ですが、5年間の使用頻度は著しく低いそう。こればかりはまだ親が帰ってきていないので、わからない部分ではありますが、現状は必要なさそう。
そう考えていくと、「ゴロンと寝転がれますよ!」や「小さいお子さんがいると…」などの文句で和室を推奨する営業スタッフもいますが、使い勝手の定まっていない場所をとりあえずの感覚で作っておくのは無駄になりそうです。
ならば、買った当初はこうやって使って、今後、こうなったら生活スタイルがこうなっていくから…などと簡易的な予定を組み立て、それに応じて可変ができるようなスペースとして考え入れ、必要な時に必要なインテリアで解決していくスタイルの方が賢い選択なのかもしれません。
この様に、造作として予め場所を作ることは、インテリアを統一する面では重要。
しかし、生活スタイルの変化があるような場合には、家具を配置することで雰囲気を変えていくということを提案の一つとして東さんは話してくださいました。
メリハリある生活空間を作る為に必要な考え方
そして、最後に番外編。「今の住宅のままで良い!」と思っている箇所はLDK・水回りの家事動線。
家族がメインに集まるLDKは22帖程度を確保。この大きさで使い勝手としては大満足とのこと。
つまり、普段使うような部屋・動線にはスペースをたっぷり割く一方、普段の生活においてそこまで使用しないような場合には、スペースを使わずにコンパクトにまとめると良い!ということ。
もちろん、この考え方が正解!というわけではありません。
将来的に考えて、広さを求めることが必要ならば、予めスペースを多く取る必要がありますし、LDKでも、こじんまりした秘密基地のような空間が落ち着く方は敢えてスペースをコンパクトにするのも方法。
とはいえ、まずはどんな場所にどんなスペースがどの程度必要なのか?想像を膨らませることが大切。ライフィの展示場や、戸建て住宅をみることで、各住宅メーカーの間取りへのこだわりや雰囲気を感じることができます!
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ライフィ:岐阜展示場一覧ページ
https://lifee-japan.com/showroom/gifu?